返事がきた彼らは、どこでその情報を嗅ぎつけたのか聞いてきた。 会長の依頼だと伝えたところ、そのつもりはない。仮に行ったとしても、大きなことを起こしたりはしないから安心しろとのこと。 彼らも命は惜しいらしい。 ばれたら、きっと彼らは竜胆さんに… 彼らの目的はわからない。 だけど、私はファンクラブになにもしないとわかって心から安堵した。 そう、安堵したからこそ、誰にも言わなかった。