ファンクラブ会長ですけど?



次の日の夜、

予想通り、彼らは情報を求めた。

私は彼らと情報のやり取りをして、パソコンを閉じる。


忠告という言葉もあったが、私は気には止めなかった。



このとき、気にとめて忠告を聞いていたら、まだ間に合ったのかもしれない。私と彼女の関係は、イチからやり直せていたかもしれない。


私は自分しか見えてない、愚かな人間だと悔やむ日が未来にきてしまうなど、考えてもいなかったのだ。