「あなたは瀬坂りりかさんですよね?」 「どーして知ってるの?」 私、そんな有名かな? 「いや、さっき転けたときに生徒手帳が落ちた…から」 あらまぁ、可愛いイケメンさんだこと。 「そろそろ、立ち上がりませんか?」 そう行って手を出してくれた。 「あ、ありがとうございます」