「はいはい。良い子良い子」 そう言って介は頭をなぜなぜしてくれる。 ちなみに結婚してから介の俺様ぶりはましになった。 私としてはちょっと悲しいんだけど、やっぱり大事にしてくれてるのかな? って思う。 良い子良い子をされた私は大人しく介から離れて話を聞く。 「大和からさ、電話あったんだけど」 「あ、うん」