みんな介と栗田くんを不安そうに見ていた。 なんか…自分が本当にここにいるのか、分からなくなってきた……。 「おいお前ら! 俺らが愛してるのはこいつらだけだ」 「きゃあああ!」 「今日、俺たちは解散する。そしてまた、ユニットを組む」 「え?」 「どういうこと!?」 いやいや、当の私ら、何も知らないんですけど!? そういえばさっきから介が私の手を、栗田くんが楓の手をつかんで離さない。