「早くしろよ」 そう良いながらステージから降りて、私たちのところへ来る介。 え、え、ええええ!? 「きゃあああ!!!」 周りにいた子たちが叫び出す。 一歩、一歩と私に近づく介。 やがて、距離は一メートルに縮まる。 「おいで、沙彩」 「っ!!」