介と一緒の部屋にいるだけで私がこんなにドキドキしてることも、


介は気づいてないのかな…?







ドキドキして、ずっと緊張しっぱなしなのは私だけ?







私はドキドキしたまま介に送り届けられた。








「んじゃ、また明日」







「う、うん…。ありがとう」







それから帰って行く介の後ろ姿を、ずっとずっと眺めた。








『また明日』って言って、本当に次の日逢えるのが


私にとってはとても嬉しいことだった。







『また明日』私と逢ってくれる。







『また明日』介と逢える。







もうそれだけで胸がいっぱいになるんだ。