どうやら、絶叫系が苦手なのは私だけみたい……。






む…無理だよ……。






「では安全レバーを下げてくださーい。はい、しゅっぱーつ!行ってらっしゃい」





「い、いやああああああああああああ!!!た、介…のぼってるよ……!!」





「大丈夫だって。ほら」






「きゃっ!」






「離さねえから。ちゃんとつかんでろ」






「うん…」






ジェットコースターが動き始めてすぐ、私の手は介の手に包まれた。





介の手、スゴく暖かい…。






「あ、無理無理無理!!!落ちるうううう!!!!!」





「大丈夫。目つぶっとけ」