「分かった。“絶対服従その四”だ。俺の言うことに答えろ。何かあんのか?」







私の脳はおかしい。






介にそう言われるとすぐに脳に命令が行き届く。





そして全神経が命令を聞くことに集中する。






「………えっと…つ、追試がある…」






このように、答えてしまうのです。






「はぁああああああ?」






大きな介の叫び声は、遠くまで響き渡った。









「「お願いします!」」






「そんなことを言われてもなぁ…こっちも、色々あるんだよ……」






「「そこを、なんとか!!」」