なめてんの?

そう思って、パッとスイッチを切り替えた。






優しい栗田くんなら、視線を合わせられる。






そう思ってゆっくり栗田くんの顔を見てみる。







「ん?」






パチクリ






そんな音が本当に聞こえてくるくらい、大きな瞬きをした。







「あ、ゴメンっ!」






ついそんなことを考えているとボーッとしてしまった。





「あ、ゴメン。話、続けて…?」






思わず見とれちゃった…。





でも、介に続く二人目だ。





男子で顔を直視できたのは。