バスケ馬鹿な幼馴染みに恋をする

「愛乃ー!早くしろってー」

「分かってるよー」

私の名前は、桜井愛乃(さくらい あいの)

中学3年生

さっきのが幼馴染みの、桜木祐也(さくらぎ ゆうや)

同じく中学3年生

そう。私は昔から祐也のことが好き。

でも祐也は全然気付かない

むしろ、女として見られてないかもしれない(笑)

まぁ、生まれた時からずっと一緒だから仕方ないね

-----祐也-----

(あいつ、おっせぇな。)

俺は、桜木祐也

昔から俺は愛乃が好き。

だけど愛乃は、全然気付かない

最近化粧をする様になって余計に大人っぽくなってる気がする

好きな奴でも出来たのか?


「祐也ー!お待たせ」
「お待たせじゃねーよ!」
「ぁ。待ち疲れた??」
「…お前。」
「な、なに?」
「今日奢りな。ポテトL」
「ぇー!なんでそうなるの?!」
「当たり前だろ?」
「性格悪い。顔と正反対。悪魔!!」
「何?逆ギレしてんの?おチビさん?ニヤ」
「ゥ。。ちびじゃないよー!祐也がデカイの!!」
「ふぅーんニヤそんな事言って良いのかな?愛・乃ちゃーん?」
「ぅ...」
「んー?お化け屋敷『わぁー!ごめんなさい!!』」
「よろしい」

私達はいつもこんな感じ。

祐也にはこうやっていつも苛められる(T ^ T)

昔からお化け屋敷は1番苦手…

それを知ってていつも意地悪してくる。

「酷いよ...」
「あ?なんか言ったか?」
「なっ!なんでもない」

---祐也---

こいつはいつも苛めがいがある

ほら、お化け屋敷と言っただけでこんなに恐がる笑

まぁ、そこが可愛いんだけどな。

俺たちは身長差が凄い笑

俺は182、愛乃は155。

だから、こんな事が出来る

「あーいい肘置きだなぁ」

「ちょっ!祐也!?やめてよ」

「なんでだ?」

「身長縮む...」

「今更だろおチビさん」

「ちびじゃないもん」

「誰が見てもちびだろ?ちーび」

「うっ...酷い(T ^ T)」

「わっ。な、泣くなよ...」

「祐也のバカ。大っきらい!!」

というと愛乃は走って行ってしまった

---学校---

「愛乃おはよー」

この子は幸田真希(こうだまき)
小学校からの親友

「真希おはよ」

「どした?元気ないね?」

「大丈夫ー」

「そ?なら、早くクラス見に行こー?」

「うん!」

ざわ・・・ざわ・・・

「愛乃ー!同クラだよー」

「良かったー!!」

「「俺らって本当凄いよな!」」

「「え?」」

そう。この2人は
青霧龍輝(あおぎり りゅうき)
柏木優希(かしわぎ ゆうき)

私達の名前はまた皆同じクラスの所に並んでいた。
というのも出席番号の1〜5は全員私達。

1青霧龍輝
2柏木優希
3幸田真希
4桜井愛乃
5桜木祐也

「よくもまぁ3年間も全員が離れずに同クラで卒業なんて本当腐れ縁だよな」
と祐也が

「本当だよな」
と龍輝と優希が

「ま、1年間よろしくね?」
と真希が

「「「おう!」」」
と3人が

教室へ行き各自席に着く
私と真希は前後なので真希が後ろを向いて喋っている

「ねぇねぇ今日寄り道して行かない?」

「うんいーよ?ぁっ。でも…」

と言うと祐也が
「行って来いよ。俺はそこの馬鹿共と帰るから」

「うん分かった」

「よし決まりねっ!」
と嬉しそうに真希が言う

「でもどこに行くの?」

「駅前にクレープ屋出来たんだって〜」

「ほんとー?♡」

「しかも店員さんすっごいイケメンらしぃの」

「楽しみ〜☆」

「だねー」

「……」

「…く、クレープ美味しいね、?」

「クレープは美味しいけど全然イケメンじゃないー!」

「あはは…」

「まぁいいや笑そろそろ帰ろっか」

「そうだね」

「じゃぁまた明日ね?」

---愛乃宅---

「ただいまー」

「おう!おかえり。」

そう言ったのは、祐也だった

「…。工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

「んだよっるせーな」

「な、な、なな何で居るの?!」

「居たら悪いかよ」

「ゃ。その。じゃ、じゃぁ服着てよ」

風呂上がりならしく、いつもはwaxで固めている髪がストレートでちょっとドキッとする

「暑ぃ。」

「暑くない。風邪引くよ?」

「そん時は愛乃が治してよ」

すると、祐也が上半身裸のまま近寄ってくる
私も後ずさりをするがもう背中はドアに付いている。

(こんなにおっきかったっけ...?)

とにかく逃げようと横を向くと既に遅かった
祐也の膝が私の足と足の間に合って、顔の横には手があった。

「逃げんなよ。」

そう言って顔が近付く

あと1cm...あと1㍉...

すると柔らかい物がくちにあたった