「あ、あのぉーー?」
あ、忘れてた。
被害者のほう。
『ん?』
「あ、ありがとうございました!!」
あれ、こいつよく見たら高校一緒じゃねーか。
まぁ、それはどうでもいい。
『別に。俺はただ、仕事をしただけだ。』
そういうと、奴は
「それでも僕は助かりました!本当にありがとうございました!!」
と、まぁご丁寧に御辞儀つきで感謝の気持ちをのべられた。
こいつ、嫌いじゃないな。
『名前は?』
「あ、僕ですか!?橋波春-ハシバハル-といいます!」
そう言ってはにかむ橋波。
あ、可愛い。
ネクタイからして一個下だな。
って、なに仕事中に名前きいてんだ。私は。
橋波の頭を撫でて
『気をつけて帰れよ。』
と言った。
すると、まぁ元気な笑顔で
「はい、先輩!また、学校で!!!」

