ありきたりなHLをしている間、
私は先生の話も聞かずに葉がこのクラスにいないか探した。
能力を使ったほうがわかりやすいんだろうけど、
むやみに一般人の前で能力発揮は厄介なことになりそうなので極力避けることにした。
「和葉。いたか?」
桑山に声をかけられた。
『んー・・・。気になるのが一人いるが・・・。』
「え!?早速?」
『あー、でも、雰囲気がだいぶ変わっている。』
「ふーん・・・。イメチェン?」
『なんつーか、ぎこちないからな・・・。』
「変装?隠れてるみたいな?」
『そんなとこ。』
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