ひい、と縮こまる叔父さん。
はあ、とため息をついて手で額を抑えるさなさん。
久しぶりに、裏和葉全開です・・・。
『あ゛?ふざけんなよ?なにが《あした》だ?調子のってんなよ、糞野郎。』
「ひいいっ」
『なんで明日になるまで黙ってんだよ、あ゛ぁ゛?こっちは色々ごちゃごちゃしてんだよ。心構えの時間だっているんだよ。てめーの都合で言う日ギリギリにしてんじゃねーぞハゲ。』
「・・・ごめんなさい・・・。」
ふう、と一息つくと冷静になってきた。
『で、さなさん。家とかは?』
「全寮制。荷物は送り済み!一応女の子の服も送っといたわ。(どっかの誰かさんがうじうじしてるから)」
「!?いま、心の声・・・『あ゛?』・・・なんでもないですごめんなさい。」
『今の学校は?』
「理事長にはもう言っておいたわ。留学ってことになってる。」
『了解。』
「あ、そうそう。」
『ん?』

