「ま、俺も和葉が光の者ってことくらい気づいてるけどね。」
だろうな。
『私は、お前のことをなにもしらない。だから仲良くする気などない。金ならやると言っているだろう。それとも今日の昼休みのことか?』
「そんなんじゃねーんだけど。」
『じゃあ、何が目的なんだよ。とりあえずこっちこい。』
「?」
不思議そうにしている桑山をひっぱってこちらに寄せ、
服をズボンから出した。
「な゛!///」
『うっせ。黙ってろ。つか動くな。』
赤黒くアザになった横腹。
私の蹴りが入った場所。
そこに私は唇を当てた。
ちゅ、と音が響くとアザがきえていった。
「な、なにしてんだよ・・・。///」
『なにって・・・。まだいたいのか?傷は消えてるが?』
「そーじゃなくて!!」
『?なにがいいたい。はっきり言え。』

