SHINE!!!-光と影と…-



----------屋上


ガチャと鍵を閉めると。


『あ゛ーーーーーーーーー、つ゛っがれ゛だあ゛。』


この3人は私の全てを知っている。

「あ、でた裏和葉っ!あたしこっちの和葉のほうが好きい♡」

そういってだきついてくる香澄。
ほんとうにこの子が親友でよかったとおもう。

「お前さあ、まじギャップ激しすぎてまだなれねえよっ!顔に合ってないぞ!その言葉遣い!もう少しましにならねえのか!」

つっこんでくる龍雅。

『うっさいなあ、これで「いいの!和葉はこれが和葉なの!龍雅だまれっ!』

香澄の勢いが凄すぎて遮られてもイラつかない。

彼氏なのに・・・。

あ、そうそう。龍雅と香澄は付き合っていて、
新一は遠距離中。たしか、楓って子だったとおもう。

なぜかこの3人や楓ちゃん、というより私の周りにいる人は
ほぼ、私に過保護気味。
てか過保護すぎ。




いじけてる龍雅をよそに、思い出して話しだした。

『あ、そーそ。なんか今日の昼休みさ・・・』


そうして、
昼休みの出来事を話した。