「ねえーっ!昼休み和葉来ないからさみしかったあーッ!暇過ぎて暇過ぎてッ!」
暇って。(笑)
『あら。でも2人がご一緒だったのでは?』
くすくすと笑いながら尋ねてみると、
「そーなんだけどお、やっぱ和葉がいないと・・・。ね?」
そういって可愛く首をかしげる香澄は狙ってやっているのだろうか・・・。
可愛すぎる・・・。
『では、その昼休みなにがあったかお話したいので、屋上に参りませんか?』
「いいよ、いいよーっ!いこいこっ♪」
嬉しそうに私の手を引く香澄。
屋上には私とこの3人しか入れないようにしてもらっている。
のこりの2人も呆れながらもすこし嬉しそうについてきた。

