凜「珠希く……っ」

私の言葉は続かなかった。

何が起こってるのか分からない。

分かるのは、珠希くんの目を瞑った顔が私の顔の目の前にあることと唇が熱いということだけ…………。

珠希くんの唇が私の唇に当たってることに気付いたのは数分後。

そして、そこからキスしてると分かったのは数秒後。
 
なんで…………。

なんで私は珠希くんとキスしてるの?