そんなことを考えてるうちに珠希くんは、そこまで迫ってる。

凜「ちょ、近付かないでっ」

珠希くんの方を勢い向いて言った。

ツルッ

やばい。
 
今の勢い良く珠希くんの方を見たせいで滑っちゃった。

珠希「危なっ」

ドタンッ

珠希くんの声が聞こえたと同時に倒れた。

凜「あれ?いた、くない?」

可笑しいと思って目を開けると、私は珠希くんに抱きついてるように倒れてた。

何、この状況。

早く珠希くんの上から降りなきゃ。