それから、お母さんが珠希くんに私のお兄ちゃんのお古のスウェットとボクサーパンツを渡した。

お兄ちゃんはもう結婚してるから、ここではもう住んでないの。

珠希くんは、お母さんから受け取るとお風呂場に向かった。

瑠璃「凜、珠希くん可愛いでしょ」

ものすごく可愛いと思う。

凜「可愛いと思うよ」

瑠璃「じゃあ、珠希くんを落とせるように頑張ってね!私、珠希くんが婿に来るなら嬉しいから」

はい?

凜「可愛いけど、弟みたいな感じだから好きにはならないよー」

私はすぐ返事をした。

まさか、この事を珠希くんが聞いてたなんて知らなかった。