凜「うん、分かったよ」

私は渋々と承諾した。

まぁ、宇佐木くんだから良いかぁ。

しかし、この時の判断は後で後悔することになる。

~お風呂が沸きました~

お風呂が沸いたみたい。

瑠璃「珠希くん、先にお風呂入って良いわよ」

いつもなら、何が何でも自分から先に入るのに宇佐木に譲ったよ。

珠希「え、僕は最後で良いですよ」

けど、宇佐木くんは遠慮気味にそう言う。

凜「宇佐木くん、遠慮しなくて良いよ?」

宇佐美くんは、お客さんなんだから。

けど、宇佐木くんは反応をしない。