千波「急に走り出したりして心配したんだからね」

よく見ると、千波は汗をかいていた。

そんなに心配しててくれたんだ。

凜「グスッ…ごめんね」

やばい、千波の顔見たら泣けてきた。

千波「凜、私の方こそごめんね。私がこんな提案しなければあんなことにはならなかったのに」

その言葉に私は首を振る。

凜「ううん、いいんだよ。元々、中学生と高校生じゃ違いすぎるもん」

私は千波と少しだけ話して家に帰った。