愛side
バイトと学校生活を両立していた私は、
バイトが忙しくなり、次第に、
週4から、週3、週2へと、ひろとと
会う時間がどんどん減っていた。
それでも私は、毎日ひろとと連絡をとり、
好きだと伝えた。どんなにバイトで体が
きつくても、ひろとと電話する時だけは
元気になれたし、ひろとは私の原動力だと
思い込んでいた。
しかし、ひろとが不機嫌になることが増え、
ひろとの気分屋に振り回されることに
嫌気がさし、連絡を無視した事もあった。
それでも、やっぱりひろとが好きな私は、
気分屋なひろとに付き合い続けていた。

