愛side 私は、ひろとを見送り、自分の電車がくる ホームでひとり、携帯をいじりながら、 電車を待っていた。 今日の事が頭をぐるぐるとめぐる。 なんだろ。この夢のような感じ。 今日1日がめまぐるしく感じた。 いつのまにか電車がきていて、私は 電車に乗り、また携帯へと視線を落とした。 それから毎日、ひろとと連絡を取り続けた。 毎日が私にとって幸せで。 ひろとが、そばにいてくれればそれだけで 私は十分とさえ思えてきていた。 しかし、1ヶ月をすぎ、 2ヶ月が近くなってきた頃。