愛side
「わあ、綺麗~」
思わず、言葉に出してしまうくらい、
綺麗な夜景に私は興奮気味だった。
多分、ひろとと見てるから、何倍にも
綺麗に写ったんだとおもう。
いつしか、そんな事を素直に思い、
受け入れている自分がいた。
ひろとside
俺は、自分の気持ちがこんなに早く
はっきりするなんて、思っていなかった。
だけど、はっきりした以上、俺は愛に
精一杯伝えたいと思った。
「愛。今日1日で、俺、愛のこといつのまにか
好きになってた。どうしようもねえ、この気持ち。愛、俺と付き合ってくれるか..?」

