『ごめんな、愛』

この言葉に私は立ち尽くすしかなかった。


高校2年生。私は最愛のひと。
ひろとに出会った。
私はどうしようもないくらい
恋愛に対してだらしなくて。
分かってるわけ。自覚してる。
人を愛しちゃいけない事も。
同じ過ちを何度も。何度も。
繰り返し続けたのだから。


私は高校1年生のときに胸が痛くなるくらい
辛い失恋をした。誕生日にふられたもん。
覚えてるに決まってる。その日から自分の
女磨きだけをし続けてきた。