私は泣きそうになる。 「萌衣!行くよ」 そう言って小春は、 私の腕を引っ張って職員室に連れて行く。 え、なに? 「失礼します!三年生の先生いますか?」 そう言うとほとんどの三年生の先生が出てきた。 その中には、もちろん先生の姿も。 「先生!書いて!」 小春は私のノートを取って先生達に渡す。 先生達は、いいよ! といって書いてくれる。