「萌衣!?」 小春の声…。 私は、だんだん 息をするのが辛くなった。 走ったあとみたいに 上手く呼吸ができない…。 「おい! 過呼吸か!?」 「どうした!」 安野先生が駆けつけてくれた。 小春が呼んでくれたのかな…? 先生は、私にビニール袋を渡した。