「先生！
萌衣は脚長いからいいの！」
と、訳の分からないことを言い出す小春。
「小春の言ってることが意味わかんねぇ」
先生は、笑いながら私を見る。
先生は、私の赤くなった目を見て驚いていた。
さっきも泣いたし、
昨日の夜も泣いてたもんね。
そりゃ、腫れちゃうか。
「無理…すんなよ」
先生は私の頭をポンとたたく。
「ありがとう！先生！
じゃあ、無理しないでスカート戻さないね」
先生が私の涙のあとを見て言ったことは
分かっていたけど、
わざとこんな事を言ってみた。
「そっちじゃねぇーよ」
先生は笑ってくれた。
