…--−―
“愛華…”

ダレ…?

“愛華、俺だよ。拓也だよ”

タ‥クヤ?拓也なの?

“愛華バイバイ”

マッテ…行かないで…拓也…
「たくやー!」

-−ドテッ‥

「イタタタタ…なんだ夢か…」 私はどうやらベッドから落ちてしまったみたいだった。

「愛華ー!朝ご飯できたからおりてきなさーい!」とお母さんの声が下の階から聞こえてきた

「今行くー!」

私は制服に着替えながらお母さんに言った

私の名前は島崎愛華。

今日から高校一年生になる