「なっ・・・・なんで、恭夜が関係あるの?!」




「だってそーだろ?!蛍瑠は、あいつがまだ好きだから

そんな暗い顔いつまでもしてんだろ?」



「ちがうよ」




「ちげーんなら、なんで校門でいっきに走り出すんだよ」



「なんとなくだから。」



「恭夜と女が2人でいたからだろ?!」



「ちが・・う。 矢野くんには関係ない」



「俺、そんな想いさせねーよ。


蛍瑠につらい思いさせねーよ。




俺だったらお前を一番に幸せにしてや・・るっ・・・」



矢野君は目をふせて

去っていった。




声が震えてたのは・・・


涙がでてたから?






どんなにうれしい言葉を言われても・・


どんなに幸せになれても・・・




矢野くんを


好きになれない