ずっとうつむいたまま、学校に向かった。



恭夜も何も話さなくて少し不安だった。



でも、つないでる手はあったかかったの。





校門前に着くと、先生がいた

「おい、恭夜。お前、外出禁止なはずだぞ」



「せ、せんっ・・・」

あたしが誤解をとこうとしたら



「先生ー、いいでしょ?蛍瑠姫俺の彼女。
とっちゃだめっすよ?笑」



そういって手をひらひらさせて彼は家に帰った。




あたしのために来たの?