「いって!!!」
男はあたしの目から手を離して自分の手を抑えた。
走って逃げようとしたとき、
残りの2人に手を掴まれた
「は、なしてっ!!!!」
必死に抵抗するけど、手はビクともしない。
「恭夜っっ!!!!!」
気づくと必死で叫んでた。
誰の名前より先に、恭夜を叫んでた。
恭夜に助けを求めてた。
掴まれた手はビクともしないかわりに、
思いっきり髪の毛を引っ張られた。
自慢の茶髪の髪の毛も
ブチブチと音を立てて何本かちぎれた。
「いやあぁああっ
痛いっ痛いっっ;;
恭夜っーーー」
自分でも驚くほど「恭夜」に助けを求めてた。
あまりの恐怖に涙が止まらない。
震えもずっと収まらない。
時計をみても
まだ昼休みは・・・
あと、20分もある・・・。
