きょとんとした啓の顔。

引いてる…?
そりゃ、そーだよね…………

グイッ))

「え、ちょ、啓?おろして?」

急に啓が私を抱き上げて寝室の方へ歩いていく。

「ダメ。」

「啓?なにするの?」

「菜々にご褒美。」

え、それって……

「あの……」

ゆっくりとベットに降ろされる。
ゆっくり啓の顔が近づいて…
唇が押し付けられる。

「んっ…けぃ………啓…………やめっ…」

「嫌?」

…嫌じゃないよ…。
ただ………私…初めてで……………。

「優しくする。いい?つか、菜々が俺をほしいっていったんだからいいよな?」

「……………うん………」

その言葉を聞くと啓は私の服を脱がせ始めた。
ヤバイ…………
恥ずかしい…………

啓がネクタイを外してシャツを脱ぐ。

筋肉がほどよくついてて………
いい匂いがする。

気がつけば私は下着1枚になっていた。

パチン))
ブラのホックが外される。

「やべぇ、緊張する。」

啓も緊張してるんだ………

啓の長い指が私の身体を撫でる。

「あっ、んっっっん!」

思わず声が漏れる。

ものすごく恥ずかしい………。

「菜々…………っ」

「けぃ………んー、」

ゆっくり髪を撫でられる。
なんか………
眠くなって…………
きたような……………………。

「な、菜々っ?」

ダメ…………
もぅ眠い。

ごめん、啓……………………。