梓の顔はいつの間にか梓じゃ なくなっていた。 あいつの顔に。 一生。 絶対見たくない あいつの顔に。 私は本気だった。 だからこそ その弾をくらったの。 「好きな人ができた。 だから …別れよう。」 あなたの引いた引き金で あなたの隠していたそのピストルで。 私の恋というこころが 撃たれ、 死んでしまった。