オレンジ色の感触




そう言うと、


「だろーね」

とか言うから、なんか…


気持ち悪い。



こいつ、今までのヤツと違うのな



だからなのか知らないが、

少しだけ、本当に少しだけ、


興味が沸いた。


そう自覚したときにはもう遅く、

俺は女に聞いていた


「なぁ、お前の好きな食いもんってなに?」


「チキンライス」


嘘だろ…

「…ぷっ…」

「笑うなよ…。 あ、オムライスも好き。」


あー、もうダメ


「くくくっ… ぷっ… あっはははは!!!!」


「ちょ、おい! そんな笑うこと??」


全ッ然。


でもなんでだろーな


恥ずかし気もなく、即答で返すのがどーしようもなく笑いを誘った


「んな笑わないでくれる? 私の好物くらいで…。 珍しいものでもないのに」

な、ほんとそれ。

珍しいもんじゃねーんだよ。

お前だから笑うんだよ。


「くっくく… あー、ごめん
いやー、くっ… 久々にこんな笑った」

「あそ。ミィ、いくよ」

「にぁうんっ」


そうなれば決まりだ。


「明日、絶対こいよ。朝。」

「……………(こくん)」




これが



俺たちの初めての約束