今日は珍しく早起き。
どーせ中身は一緒だから、とオムライスを作ることに決めた俺は、あいつらが来る前に作り始めた
─カタン
物音がしたと思ったら
「あ。 おはよ」
あの女だった
「おはよ。 オムライス作ってるから、シャワー浴びてこい。」
「はーい。行こ、ミィ」
─きゃらん
軽やかな鈴の音と共に水音が聞こえた
「うし、ちゃっちゃと作っちまおう」
─ジャァァァ… キュッ
お、出たか
オムライスも作り終わったとこだし、丁度いいな
「おいしそーだね」
「ん。 じゃー食うべ」
「あー、お腹減ったぁ! オムライス♪オムライス♪」
んな嬉しそうにされるとさー…
こっちまで嬉しくなるからやめろよな…
「いっただっきまーす!!」
食レポでもしそうな顔…。
めっちゃ笑顔じゃん
「可愛いなぁ…お前(ボソッ」
「んぁ? 」
「や!いや、なんでもねぇ!!」
「んー。」
なぁ、俺どーしたの。
ホント、どーしたんだよもー…


