「さて、帰るかー」
私はあの変な人から逃げてきて
もう誰もいない静かな教室に戻ってきた
「怒られるかなー」
私は勝手にそうちゃんに怒って
勝手に授業さぼって
、、、寝てた
ガラッ
そんな事を頭の、
なかでぐるぐるとさせていると
教室に誰かが入ってきた
「そ、そうちゃん?」
恐る恐る振り返ると
「ざんねーん、私でした!」
そこには手をひらひらとさせてる
杏の姿があった
「あ~ん~!!!」
「なによ、泣いてるの?!」
「だって、だって」
私は思い通りに言葉が出てこなかった
「わかった、うち来て話な」
そんな頼りになる私の親友
「わがっだー」
そんな優しさに私はまた涙が出てきた