「…ごめん、桜っ」

「いいよ、いいよー。また雪沢君でしょ?」

「あははっ正解!もう優美ったら

古典のノート雪沢のために

とってあげてんの!」

「ちょっ…恵実ちゃん声大きい!」

「ごめん、ごめん」

そう言いながらも笑っている恵実ちゃん。