「俺、風斗と幼馴染で良かったって思ってる。」


「私もだよ。」


「一緒に過ごした時間は…今考えたら結構貴重だったよな。」


「うん。」


視線を叶芽の方に向けた。


「叶芽…泣いてるの?」


叶芽は、静かに涙を流していた。