「はい。そうですよ。でも、この前の手術で、ガンが大きくなっていたのが分かったんです。」


うそでしょ…


「どうにかならないんですか!?」


私はもう、パニック状態だった。


「冠那…落ち着け。」


「落ち着けるわけないでしょ!?どうして…っ風斗ばっかりこんなことが…っ」