「俺さ、暗闇の中でずっとさまよっていいたんだ。」


「さまよう…?」


「あぁ。でさ、なぜか俺、死ぬ…って思ったんだ。」


「どうして?」


「俺にも分からない…でも、この暗闇を抜けたら、天国に行けるような感じがして…」


そこでいったん、話を止めた。