慌てて私は頭を抱える。 そーでした、すっかり忘れてた! 今日はあの泉 琳透と一緒な・・・ 初体実委員だというのに! 「どどどうしましょう、私まだこのプリント終わってません!」 「あー、手伝うぞ?」 ええっ! 本当ですか! 「藍さん、神様ですっー」 私が目を輝かせて見上げると、 「お・・・おお」 なんだか藍さんはぷいっと視線をそらしてしまった。