というか、
真理さんは学年で多分一番頭が良くて、
藍さんもみるからに頭よさそうですし、
・・・あの最低男も、まぁ推薦ではいれるほどの頭ですから・・・
「みなさん頭いいんですねぇ・・・」
うらやましすぎる・・・
私がはぁ。ってため息ついて、またプリントの山にうもれはじめると、
藍さんが心配そうにこっちみてきた。
「・・・大丈夫か?」
「大丈夫ではないです・・・」
でもがんばります!
「私は、やればできる!・・・はずなんです!」
胸をはってそういうと、藍さんは、お、おお、ってうなずきましたが、
真理さんが首をかしげて、
「・・・・あれ?
今日って、確か体実委員の日じゃない?」
えっ・・・
なんですと!?


