「・・・やっほ」


現れたのは、例の学年トップ・輝井 真理さん!

「あ、こんにちは!」

やったぁ、ここに救世主登場!

万歳してると、真理さん(フルネーム長いのでそう呼ぶことに)が、

さらさらの茶毛を小さく揺らして、近づいてくると私を不思議そうにみやった。


「・・・何してるの・・・?」


「補修ですよぉー!」


私が涙ながらにそういうと、なんと真理さん、


「・・・ほしゅうって・・・?」


ああああ!?


これはあれですね、無自覚ウザきゃらですね!


自分が補修とは無縁だからってぇっ・・・!