大っきらい。の反対。~上手く言えないよ~


・・・黒板にかかれていたのは、


『体育祭実行委員 推薦 沙林 莉々亜』

の横に、

『体育祭実行委員 泉 琳透』

の文字が。

・・・ええええっ!?


なんでそうなるの!?


私が目をまるくしていると、泉 琳透が、めんどくさそうにかたをすくめた。


「・・・正直そーゆー迷信、信じてないんだよな。


・・・ってか、そこの敬語サンもなんていうか・・・


バカだし?」


むかっ!なんですかその言い草は!


「って訳で体育祭実行委員は決定で」

勝手にそういうと、泉 琳透は自分の席へ戻っていく。

美由って子が、慌てたように叫んだ。

「ちょっと、泉君?!

体育祭実行委員は、不幸になっちゃうのに!」

その言葉に、そいつはちらっと顔をあげると、

「・・・これ以上不幸になってたまるか」

そう、小さくつぶやいた。