「遅かったわね、莉々亜」

あっ!

この声は!?


「瑠衣!?おなじクラス!?」


びっくりしてそういうと、瑠衣はキレイな顔で苦笑した。


「気づかなかった?ていうか、莉々亜初日からぎりぎりってww」


「ねぼうしちゃって・・・」


「莉々亜らしいわね」


うう・・・瑠衣おそるべし・・・


出会って二日目、もう私がどういう人か分かっちゃってるかんじ・・・?



「あ、先生きた」


瑠衣がそう言ったので、私たちは前をむいた。