「……はぁ、なんかもう疲れた……このまま死んでも良いかな」


そう呟いたあたしは歩道橋の真ん中にいた。
夜の街。車のライトや電飾の光る夜に一人生きる事を放棄しようと思っていたらいつの間にか歩道橋に辿り着いていた。


飛び降りようと、手摺に手を掛けた時後ろから声がした。
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