号泣する私に微笑むと、豹は指輪を取りだし━━━━...私の指にそっとはめた。



そしてそのまま私を抱き締める。




「━━やべぇ、超緊張した...」



「ぇ、豹...、緊張したの?」



「当たり前だろ? 普通緊張するっつの...」




豹の顔を見ると、少し赤くなっていた。



そんな豹にふふっと笑っていると、




「何笑ってんの」




と怒られてしまった。





「はぁ-。さてと、ご飯も食べ終わったし、部屋戻るか」




ん-、まだ少し食べていたかったけど、もうお腹に入らなさそうだったから、豹に賛成した(笑)





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部屋に入った途端、甘い香りとともに抱き締められる。