好きだから。





「━━ぁ-...」




ドレスを着て鏡を見る私。



ヤバい。



全っ然似合ってナィ...。



この素敵なドレスが台無しだぁ...(T^T)




キャミソ-ルの紐っぽいものを肩にかけ、首の後ろでリボン結びに縛る形。



スカ-トの部分は膝上で、足がス-ス-する...。



あ、私の太い足がぁ...。



こんな可愛いドレスを私が着ていいのかな...。




「美羽ちゃ-ん、着れた?」



「ぁ、はいっ」




慌ててカ-テンを開ける。



私がビクビクしていると、薫さんが何か感心しているようだった。




「似合うわねぇ...。流石あのコ、センスいい」



「...?」



「さっ、ラストは髪よっ♪」